陰陽應象大論篇 第五(その一)

黄帝曰.
陰陽者.天地之道也.萬物之綱紀.變化之父母.
生殺之本始.神明之府也.治病必求於本
故積陽爲天.積陰爲地.
陰靜陽躁.陽生陰長.陽殺陰藏.
陽化氣.陰成形.
寒極生熱.熱極生寒.
寒氣生濁.熱氣生清.
清氣在下.則生飧泄.
濁氣在上.則生䐜脹.
此陰陽反作.病之逆從也.

黄帝曰く、
陰陽なる者、天地の道なり、万物の綱紀、変化の父母、
生殺の本始、神明の府なり。治病必ず本に求む。
故に積陽は天となり、積陰は地となる。
陰は静かであり、陽は躁ぞうしく、陽は生まれ、陰は長ずる、陽は殺し、陰は蔵す
陽は気をかし、陰は形を成す。
寒極まれば熱を生ず、熱極まれば寒を生ず。
寒気は濁を生じ、熱気は清を生ず。
精気は下に在る時は、飧泄を生じ、
濁気が上に在る時は、䐜脹を生ず。
これは陰陽の反作、病の逆縦なり。

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陰と陽の説明がなされている章の一つです。
陰とは・・陽とは・・
世の中にある様々や、人の体の状態を対極を用いられています。
暖かい季節があり、寒い季節があり、
暖かい日中があり、寒い夜間があり、
上がりきれば変化し、下がりきれば変化する。
”飧泄”は下痢などの症状、”䐜脹”は胸の圧迫などの症状を例えに
陰と陽が反目した場合の体の不調が説かれています。

両極があり、陰の役割と陽の役割。
定位置があり、順と逆があり。
絶対的な論理のが人体にどのように対応しているのかを
説明する包括的な陰陽の説明冒頭にあたります。
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【参考文献】
・『黄帝内経素問 上巻』東洋学術經出版社
・『新版 東洋医学概論』医道の日本社
・『重廣補註 黃帝内經素問』天宇出版社

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