「ヨーギーやセラピストの為の基礎的中医学」
私がYogaを始めたのは、健康を害してからしばらく経った頃でした。そこから健康や医学に関心を持ち、今では中国を発祥とする東洋医学を専門とする鍼灸師として活動しています。
Yogaとの関わりの中で、「中医学」や「陰陽」「経絡」などの概念を取り入れたYogaにも触れてきました。
より高みを目指すヨーギーやセラピストの皆さんには、教科書の右から左ではなく、臨床の現場から生まれたリアリティをお伝えしたいと考えています。
また、ヨガスタジオのオーナーの方々がオプションを増やされる際にも参考となるよう努めたつもりです。

第一章 『世界の医学』と『現代医療』
鍼灸治療は「医療類似行為」に分類されます。
ゆえに、現代医療との立場を明確にし、決してその領域を侵害してはなりません。最も避けたいのは、患者さんを迷子にさせてしまうことです。
われわれが出来る事を太古の中から知恵を一つ一つともに学んでいきます。世界には様々な医学が存在します。特にアジアに注目して古代からの民間医学を確認していきました。
第二章 中医学の基礎に触れてみる
絵本のような講座ではなく、ホモサピエンスという「生身を感じる学び」を目指しました。
「陰陽」や「五行」といった基本概念も、単なる理論ではなく歴史的背景を踏まえ、人間の中に息づく生理として学びます。
やや単調になりがちなセクションですので、先に第三章の”症例”に触れてから学びました。より臨場感をもって身体の変化を感じていただけてたら幸いです。
第三章 症例を考える
一つの症例をモデルに、まず現代医療の視点から理解を深め、
その後に中医学的な考察を加えていきました。
実際の患者を想定しながら、現代医学とは異なる状態把握をイメージしていきます。
最後に、Yogaを中医学的な視点で解析しました。
Yogaを通して「救われた」と語る方々に数多く出会ってきました。
その経験を中医学の理論に当てはめて考えてみる。それが今回の試みであり、Yogaでの一つの証明方法となりえると信じています。
最後に
「Yogaって良いよね」という答えに、少し遠回りをしながら辿り着きたい講座でした。
中医学の視点から眺めることで、摩訶不思議なものではなく、現実の人間の中で起きている変化として捉えていただけたら嬉しく思います。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
太古の人々が残した叡智を精査し、現代に活かすこと。
それは中医学での施術にも通じ、より多くの病に苦しむ方々の救済へと繋がる。私は信じております。
最後になりましたが、開催場所としてご協力くださった
Kenさん:道場「Sattva-Yoga-Shala」に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

次回(令和8年1月18日)のご案内↓

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